鶯谷 Mrs-Grande（ミセス・グランデ）のブログ

皆様、こんにちは(^^)

日差しが暖かく心地よいお天気です
時折吹く風が冷たいですが、もう冬の上着は要らないかもしれませんね。




今日は3月11日・・・
東日本大震災から10年が経ちました。


あの日は、日本全国といっていいくらい
そこかしこで揺れを感じた人が多く居たと思います。


私は東北出身だけど、たまたま太平洋側の地域でなかっただけで
津波の被害は免れましたが
あの時、日本の沿岸部一帯に津波警報（一部地域では大津波警報）や津波注意報が発令され
日本地図がぐるりと一周、赤や黄色の線で囲まれたのを見たとき、
日本が沈没してしまうような、海に沈んでしまうような心細さや怖さを感じたのを覚えています。


もしうちの地元でも津波が発生していたら・・・
私の家も隣のおばさんの家も、幼馴染のあの家も、あの集落も全部全部無くなっていたことでしょう。



テレビでも震災を忘れないよう、どの局でも特集が組まれています。
恐らく、見ると思います。


この数日、ユーチューブでも、幾つかその日の記録を見てみました。


仙台空港に旅行で来ていた人の動画は
3分以上も続いた揺れにとまどう沢山の人が映し出されていました。

揺れが収まり、みなさん一度は空港の外に出るのですが
空港職員の方が津波警報が出ていることを周辺の人に知らせ
空港の３階へとみなさんを導きます。

そのあと、数分で空港の滑走路全面に押し寄せる津波。。。
貨物自動車も飛行機も、タラップもヘリコプターも
地面に有ったものはすべて流されていきました。


どこかの漁港近く
早々と高台に避難した人々の目に映るのは
危機感がなく海岸線を歩いている地元の人々・・・
津波が迫っているのを怒号にも似た大声で叫んで伝えてはみたけれど
声が届くより先に津波に呑まれた人たちの姿を見て
「一体なんなのよ、これは」って
ただ何度も何度も呟いている撮影者。


見ていて切ないです。
でも見ないとその時の苦しみも悲しみもわからないような気がして。。。

こういう記録を見るなという人もいるけれど、私は見ていこうと思います。




助かった人達も
10年の節目を迎えて、やっと何かがふっきれて前を向けそうな気がすると
おっしゃられていた方々が何人もいらっしゃいました。


これからの人生
少しでも楽しく安らかな日々を過ごしていってもらいたいなと願うばかりです。



今日も明日も明後日も
生きていることに感謝しつつ
日々、頑張っていこうと思います。




スタッフ　加藤