他に選択肢はなかったのか・・・
今日も東京は良いお天気です🌞
一方で北日本では急な大雪に見舞われているところもありますね⛄
今年の冬はラニーニャ現象の影響で寒さが厳しくなるようなので
都心でも雪への備えが必要かも知れません💦
昨日、愛知県の中学校で生徒間のトラブルによる殺傷事件が発生しました。
(のちに被害者は帰らぬ人に)
2人は同じ学年で別のクラス。
授業の間の休憩時間なのか?
加害者生徒が被害者生徒を廊下に呼びつけ犯行に及んだそうです。
他者が理解できる案件かどうかは別として
加害者にはそれなりの理由があったと思います。
無差別では無さそうですし…。
何か耐えられない許しがたい事情があったのだろうとは思います。
だけどいきなり刃物を持ち出し、結果、人を殺めてしまうということは
避けてほしかったです。
今日になり「(被害者生徒に)いじめられたいた」という趣旨の話をしているとの
報道が一部で出てきました。
学校側では特にトラブルは把握していないそうですが
見えないところで何かが起きていたのかもしれないし
または何かの勘違いや思い込みでそういう気持ちになってしまったのかも知れないし
それは当人でないとわからないことです。
加害者生徒もきっと傷ついたことがあったのでしょう。
だけど、だからといって人の命を奪っていいとは言えないし
他に解決策はなかったのかな?と第三者は思ってしまう。
多感な年ごろだからこそ、それしか仕返しの方法が思いつかなかったのでしょうか。
凶器となった刃物も、加害生徒が事前にネット販売で購入したものらしいです。
本当なら学校で友達と他愛ない話をしたりとか、それこそ受験勉強に励んだりだとか
普通の学生らしい生活を送っているはずだったのに・・・
その生徒がそんな日常生活を差し置いてその凶行を実行する為だけに
時間を費やしていたのかと考えると、なんだか悲しくやり切れない気持ちになります。
話し合いで解決するとか、喧嘩するにしてもせめて素手で武器無しにするとか…
そういうことは今の世の中では通用しないものなのでしょうか?
こういう、いじめ絡みの事件があると
前にテレビか何かで甲本ヒロト氏が
「学校に居場所がない子に言ってあげられることはありますか?」との質問に
“”居場所あるよ。席あるじゃん。そこに黙って座ってりゃいいんだよ。友達なんていなくて当たり前なんだから。友達じゃねぇよ、クラスメイトなんて。たまたま同じ年に生まれた近所の奴が同じ部屋に集められただけじゃん。(中略)山手線に乗ってて、『はい、この車両全員仲よく友達ね』って言われても、『いや、偶然今一緒に乗ってるだけなんですけど』って。友達じゃねぇよ。ただ、友達じゃないけどさ、喧嘩せず自分が降りる駅まで平和に乗ってられなきゃダメじゃない?その訓練じゃないか、学校は。友達でもない仲よしでもない好きでもない連中と喧嘩しないで平穏に暮らす練習をするのが学校じゃないか。だからいいよ、友達なんかいなくても“”
って答えていたのを思い出します。
みんなと仲良くなる必要もないし、なんなら学生時代なんて
一生のうちのほんの数年間でしか無いわけだから無理に合わせる必要もないんじゃないかって
言ってくれてたように思います。
たしかにそう!!
たしかにそうだけど、そう思えるのも今の自分が年を重ねた大人だからなのかも知れません。
その時代の自分がそんな気持ちで過ごせていたかは自信がないし
いま正に学生生活を送られている人の中で、この気持ちに共感できる人は少ないと思います。
交友関係で悩んでいる学生の方々に少しでもこの言葉が響いているといいな。
悲惨な事件がこれ以上起こらないようにと、切に願うばかりです。
スタッフ 加藤